News&Information

2023/3/9 OBの阿曽悟郎さんが日本セラミックス協会技術奨励賞を受賞,同協会年会で受賞講演

OBの阿曽悟郎さん(住田光学ガラス、2012年修士修了)が日本セラミックス協会技術奨励賞を受賞しました. 受賞業績は「可視光励起赤色蛍光体材料の研究開発」.横浜の神奈川大学みなとみらいキャンパスで開催された同協会春の年会において受賞講演が3月9日に行われました.

阿曽 悟郎 「可視光励起赤色蛍光体材料の研究開発」

→日本セラミックス協会 受賞者一覧ページ

2022/5/25 Marco Bettinelli 客員教授(Verona大学)第79回 国際交流セミナーを京大人環棟433講義室で開催しました.(ポスターはクリックで拡大)

Marco Bettinelli 客員教授(Verona大学)が第79回 国際交流セミナーを京大人環棟433演習室で開催しました.

演題: ”LIFE AND IDEAS OF GALILEO GALILEI?”  「ガリレオ・ガリレイの生涯と思想」

→人間・環境学研究科 国際交流セミナーHP

2022/4/1 Back博士(学振外国人特別研究員)のAdv. Opt. Mater.(2020)論文が同誌のTop Cited Articleに

当研究室の学振外国人特別研究員(2017〜2019)であったM.Back博士の滞在中の研究成果:Adv. Opt. Mater.誌2020年出版論文が同誌の2020〜2021出版論文中,Top Cited Articleにランキングしました.

M. Back, J. Ueda, J. Xu, K. Asami, M. G. Brik, S. Tanabe,
"Effective Ratiometric Luminescent Thermal Sensor by Cr3+‐Doped Mullite Bi2Al4O9
with Robust and Reliable Performances"
Adv. Opt. Mater. 8 [11], (2020) 2000124 (10p). DOI: 10.1002/adom.202000124

2021/9/23 D3 北川 裕貴君,日本セラミックス協会 第34回秋季シンポジウムにおいて“優秀発表賞”を受賞

D3 北川 裕貴君が9/1-3にオンライン開催された日本セラミックス協会 第34回秋季シンポジウムの「複合イオン化合物の創製とキャラクタリゼーション」セッションにおいて“優秀発表賞”を受賞しました。
10/14の「第3回複合アニオンウェブセミナー」にて、講演終了後の13時より、オンラインでの表彰予定です.

○北川 裕貴, 上田 純平,平井 大悟郎,田部 勢津久,「酸塩化物Ca3WO5Cl2における電荷移動遷移発光の物性評価」

2021/9/7 M2 金井 瑛志君,日本セラミックス協会 第34回秋季シンポジウムにおいて“優秀発表賞”を受賞

M2の金井 瑛志君が9/1-3にオンライン開催された日本セラミックス協会 第34回秋季シンポジウムの「フォトセラミックス~光と色に関わるセラミックスの合成・機能・応用~」セッションにおいて“優秀発表賞”を受賞しました。

○金井 瑛志, 上田 純平, 田部 勢津久, 「Ce3+添加シリケート蛍光体の温度特性評価」

2021/5/26 田部教授:アメリカンセラミックソサエティのフェローに選出.

田部教授がThe American Ceramic Societyからフェロー称号を授与されました.
同学会は1898年設立,会員数11,000人のセラミック材料科学分野では世界最大の学会です.1996年入会以来の学会運営活動や,とりわけガラス・セラミックス光学材料分野における研究貢献が評価されました.本年10月に米国オハイオ州コロンバスコンベンションセンターで開かれる Materials Science&Technology 21 国際会議にて表彰予定です.

Society fellows (Award Winners)
Award Winners 個人ページ

2021/5/19 国連総会で「国際ガラス年2022(IYOG)」が正式採択!

5/18(日本時間19日未明)にNYの国連本部で開催された国連総会第66全体会議で,2022年を国際ガラス年とすることが正式採択されました.外務省を通じて働きかけを行った甲斐があり,本第136議案に日本も賛同しています.

Worldwide Presentation of UN IYOG2022 (YouTube)
IYOG2022 のHP
IYOG2022 のHP(日本国内版)
NY国連総会第66全体会議における採択の様子(1:08〜).
採択速報

2020/12/1 上田助教、日本セラミックス協会 国際交流奨励賞 21世紀記念個人冠賞を受賞

令和2年11月の日本セラミックス協会理事会において、上田助教に国際交流奨励賞 21世紀記念個人冠賞が贈呈されることが決定されました. この賞は、若手研究員の国際交流を奨励する目的でよせられた寄付金を基金とし,世界各国との国際交流を促進,セラミックスの科学・技術の発展を図ることを目的としており,セラミックスの科学・技術に関し,学術上又は工業技術上優秀な業績を示した満39歳以下の研究者に与えられます.

表彰,業績等については日本セラミックス協会機関誌「セラミックス」2021年4月号に掲載されました.

2020/11/12 上田助教、令和3年度日本希土類学会奨励賞(足立賞)を受賞

令和2年11月の日本希土類学会の理事会において、上田助教に令和3年度の日本希土類学会奨励賞(足立賞)が授与されることが決定されました。 足立賞は、日本希土類学会第二代会長 足立吟也先生の寄付により平成8年から設置された賞で、希土類討論会、またはこれに準ずる会にて発表されたすぐれた研究を行った42才以下の研究者に与えられます。

上田助教は、「希土類イオン添加無機化合物の固体電子構造に立脚した光機能性材料開発」の研究成果が認められ、受賞に至りました。 表彰式は2021年5月19日、受賞講演は5月20日に、第37回希土類討論会において執り行われました。

2020/9/9 上田純平助教らの研究成果がRoyal Society of Chemistry(英国王立化学会)の学術論文誌, Phys. Chem. Chem. Phys. (PCCP)のHot PCCP Articleに選出

我々の研究グループ(上田純平 助教,田部勢津久 教授,原田昌也 氏,宮野隼 氏)と滋賀県立大学ガラス工学研究センター山田明寛講師の共同研究の成果がRoyal Society of Chemistry(英国王立化学会)の学術論文誌,Phys. Chem. Chem. Phys.に掲載され,2020年Hot PCCP Articleに選ばれました.

残光を示す材料は夜光塗料として誘導避難標識や時計の文字盤など広く利用されています.近年,我々の研究グループは,固体電子構造を基にした材料設計によって,Ce3+(発光中心イオン)を添加したY3Al5-xGaxO12(YAGG:Ce3+)系の残光蛍光体開発に成功してきました.また,固体電子構造は材料に印加する圧力により変化するため,YAGG:Ce3+蛍光体の残光特性が,圧力により変化することが予測されていました. 本研究では,ダイヤモンドアンビルセル(DAC)と呼ばれる高圧発生装置を用いて,異なる電子トラップ深さを有するYbおよびCrを添加したYAGG:Ce3+残光蛍光体に圧力を加えつつ,その残光特性を「その場」で測定しました.圧力を印加すると,Yb共添加の試料では残光減衰速度が遅くなりましたが,Cr共添加の試料では残光減衰速度が速くなることが分かりました.これは,Yb共添加試料では,電子トラップ深さが浅くなり,Cr共添加試料では深くなったことを意味します.この圧力に対する異なる電子トラップ深さ変化は,結晶場非敏感の4f軌道電子がトラップ電子となっているYbと結晶場敏感の3d軌道電子が電子トラップとなっているCrの違いに起因しているが明らかになりました. この残光特性の圧力変化は材料科学的な興味にとどまらず,圧力誘起による固体電子構造変化など基礎科学的な点からも興味を集めており,今後の更なる研究の発展が期待されています.

J. Ueda, M. Harada, S. Miyano, A. Yamada, S. Tanabe,
"Pressure-Induced Variation of Persistent Luminescence Characteristics in Y3Al5-xGaxO12:Ce3+-M3+ (M=Yb, Cr) Phosphors: Opposite Trend of Trap Depth for 4f and 3d Metal Ions"
Phys. Chem. Chem. Phys. 22, (2020) 19502-19511. DOI: 10.1039/D0CP03520C

2020/7/1 田部教授: Journal of Luminescence の Main Editor に就任

田部が国際論文誌 Journal of Luminescence のMain Editor(4人のうち1人)に就任しました.J.Lumin. 誌は1970年発刊,50年の伝統を誇る国際論文誌(IF=3.599)で,田部は2014年から同論文誌の Associate Editor を務めていました.


2020/5/1 2019年 のJ. Am. Ceram. Soc. 誌出版論文のうち2報がTop10%論文に選定

2019年のJ. Am. Ceram. Soc.論文誌で出版された論文のうち,
"Local Coordination and Electronic Structure of Ce3+ in Isostructural Sr2GdAlO5
and Sr3AlO4F Phosphor"
by H. Ji, J. Xu, K. Asami, J. Ueda, M. Brik, S. Tanabe, (Vol.102, No.3)

"Tunable trap depth for persistent luminescence by cationic substitution
in Pr3+:K1-xNaxNbO3 perovskites"
by L. Li, V. Castaing, D. Rytz, A. D. Sontakke, Y. Katayama, S.Tanabe,
M. Peng, B. Viana, (Vol.102, No.5)
の2報が2018~2019年の2年間同誌出版論文のうちTop10%論文に選定.

2020/3/13 許健PDが英国王立化学協会(RSC)出版のJMCC論文誌より2019年度優秀査読者に選出

許健PD(2017博士課程修了・学振PD)が英国王立化学協会(Royal Society of Chemistry)出版のJ. Mater. Chem. C 論文誌(光機能・磁気・電子機能性デバイスの材料化学分野のRSC学会国際論文誌)より,2019年度優秀査読者に選出されました.同論文誌で多くの優れた論文査読審査を行った世界で25人の研究者に与えられる栄誉です.



2020/1/14 上田助教、文部科学省科学技術・学術政策研究所のナイスステップな研究者2019を受賞

令和2年1月14日に上田助教が文部科学省科学技術・学術政策研究所のナイスステップな研究者2019を受賞し,文部科学大臣を表敬訪問しました。

文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)によると、
「NISTEPでは、科学技術イノベーションの様々な分野において活躍され、日本に元気を与えてくれる方々を「ナイスステップな研究者」として選定しています。平成17年より選定を始め、過去にナイスステップな研究者に選定された方の中には、その後ノーベル賞を受賞された山中 伸弥 教授や天野 浩教授も含まれています。令和元年の選定においては、NISTEP の日頃の調査研究活動で得られる情報や、専門家ネットワーク(約 2,000人)への調査で得た情報により、最近の活躍が注目される研究者約 640名の候補者を特定しました。選定においては、研究実績に加えて、新興・融合領域を含めた最先端・画期的な研究内容、産学連携・イノベーション、国際的な研究活動の展開等の観点から、所内審査会の議論を経て最終的に 10 名を選定しました。」
としています。

上田助教は、「蛍光体の消光プロセスの解明と新規蓄光材料の開発」の研究において、白色 LED に使用される蛍光体の消光のメカニズムを世界で初めて実験的に証明するとともに、蛍光体にとってデメリットである消光プロセスを逆手に利用し、既存の材料に匹敵する新しい蓄光材料を開発しました。これらの基礎研究からの応用展開や国際的な共同研究などが評価され受賞に至ったと思われます。

→【写真】萩生田文部科学大臣と10名のナイスステップな研究者2019の方々
→文部科学省 科学技術・学術政策研究所 ナイステップな研究者 HP

2020/1/3 田部教授がSPIEフェローに 選出

田部教授が2020年のSPIE(光科学技術国際学会)のフェローに選ばれました.


2019/11/27 Marc Dussanze博士(仏CNRS, Bordeaux大学)の講演会を開催しました.

仏CNRS派遣制度で来日中のMarc Dussanze博士が田部研究室を2日間訪問,人環棟233講義室にて
「Multi-functionality in glasses managed at the micrometer scale by an imprinting thermo-electrical process」
の題目で講演頂きました.

2019/11/19 Sebastian Mahlik 客員准教授 (Gdansk大学)第74回 国際交流セミナーを京大人環棟433演習室で開催しました. (ポスターはクリックで拡大)

Sebastian Mahrik 客員准教授(Gdansk大学)が第74回 国際交流セミナー
演題 “Do we still remember Nicolaus Copernicus in Poland?”
  「ポーランドのコペルニクスをまだ覚えているかい?」
を京大人環棟433演習室で開催しました.

→人間・環境学研究科 国際交流セミナーHP


2019/11/17 D1 北川 裕貴君,Phosphor Safari2019(厦門大学)[参加者 約520人]において「The Excellent Presentation Award」を受賞

D1の北川裕貴君が11/14〜17に厦門大学(中国)で開催されたPhosphor Safari2019において、「The Excellent Presentation Award」を受賞しました。

Y. Kitagawa, J. Ueda, M. G. Brik, S. Tanabe,
"Intense hypersensitive luminescence of Eu3+ in distorted sites with mixed-anion coordination excitable by near-UV" Poster

2019/11/13 D1 北川 裕貴君,第80回応用物理学会秋季学術講演会(北海道大学)において,講演奨励賞を受賞

D1の北川裕貴君が9/20-21に北海道大学で開催された第80回応用物理学会秋季学術講演会において、講演奨励賞を受賞しました。
これは約6,000名が参加し,4,000件におよぶ講演と活発な討論が行なわれ,応用物理学の視点から極めて価値のある一般講演論文を発表した若手会員に授与し,称えるものです。

○北川裕貴, 上田純平, 田部勢津久,
"YSiO2Nが有する低/高対称性Y3+サイト中におけるEu3+5D07F2電気双極子遷移確率の評価"


2019/6/21 D1 北川 裕貴君,1st North American Summer School on Photonic Materials(NASSPM)において,Best Experimental Performance賞を受賞

D1の北川裕貴君が6/17〜21にLaval大学(Quebec, CANADA)で開催された1st North American Summer School on Photonic Materials(NASSPM)において、Best Experimental Performance賞を受賞しました。
このサマースクールは5日間にわたりフォトニクス材料に関する講義および実験実習からなるもので、北川君は「Er3+:Silica Fiber Laser Assembly」という内容の実習グループに参加し、優れた実習および発表を行ったグループに与えられる同賞に選ばれたものです。

2019/3/17 上田助教、平成30年度日本化学会進歩賞を受賞

上田助教が平成30年度日本化学会進歩賞 を受賞しました。日本化学会は、会員数約3万名の日本最大の化学の学会であり、毎年、学会で定める6つの分野において、化学の基礎または応用に関する優秀な研究業績を挙げた37歳以下の研究者に対し、10件以内で進歩賞を授与しています。
上田助教は、「固体中の光誘起電子移動制御による新規長残光蛍光体の設計と開発」の研究内容が評価され、受賞に至りました。表彰式と受賞講演は 日本化学会 第99春季年会 (2019) において、行われました。

2019/3/7 OGの堀口治子さん(日本板硝子)が日本セラミックス協会技術奨励賞を受賞

OGの堀口治子さん(日本板硝子勤務、2006年修士卒)が日本セラミックス協会技術奨励賞を受賞しました。 受賞業績は「表面プラズモン共鳴を利用した光輝性無機顔料の開発」。東京の工学院大学新宿キャンパスで開催された同協会春の年会において受賞講演が3月26日に行われました。

→日本セラミックス協会2019年年会

2018/11/30 許健博士,第14回Laser Ceramic Symposium国際会議でYoung Scientist Award受賞

学振研究員の許 健博士が11/26~30に岡崎の分子科学研究所大隅ホールで開催された第14回Laser Ceramic Symposium国際会議 で“Young Scientist Award”を受賞しました.参加者100名の内,優秀な口頭発表を行った1名の若手研究者,2名の学生発表者が表彰されましたが,許博士は若手部門で唯一の受賞者です.(写真,賞状はクリックで拡大)

J. Xu, J. Ueda, S. Tanabe, "Fabrication and Persistent Luminescence Properties of Garnet Transparent Ceramics for White LED",
14th Laser Ceramics Symposium (LCS2018) (Okazaki, Nov 26-30, 2018) (Oral)


LED照明は消費電力の低い青色LEDと黄色蛍光体を組み合わせて白色光を作り出す高効率な照明デバイスですが,ダイオードであるため一般家庭用電源の交流駆動に向いておらず,交流−直流変換器を必要とするという欠点がありました.田部研究室ではこれまでに青色光でエネルギーを蓄え,黄色で長時間残光を示すガーネット構造の蛍光体を開発していましたが,許氏はこの材料を透光性セラミックスとすることで,より発光特性の優れた蛍光体とすることに成功しました.この材料を使うことにより変換器なしで交流駆動時のチラツキ現象が抑制され,さらに災害停電時にも無給電で黄色く光り続ける非常灯としての用途が期待されます.

LCS2018

2018/10/18 許健博士,米MS&T国際会議でJACerS誌最優秀論文賞受賞講演

許健博士(2017年3月博士修了,JSPS PDフェロー)が米国Columbusで開催された Material Science and Technologies国際会議でJournal of American Ceramic Society の2017年最優秀論文賞の受賞講演を行いました.講演題目は受賞論文と同 じ,「Toward tunable and bright deep-red persistent luminescence of Cr3+ in garnets」です.

J. Xu, J. Ueda, S. Tanabe,
"Toward tunable and bright deep-red persistent luminescence of Cr3+ in garnets"
J. Am. Ceram. Soc. 100, (2017) 4033-4044. DOI: 10.1111/jace.14942

2018/10/2 許健博士 (学振PD)の論文,"1.2 μm persistent luminescence of Ho3+ in LaAlO3 and LaGaO3 perovskites"が J. Mater. Chem. C 誌のHot Paperに選ばれる.

許健博士 (学振PD)らの論文,"1.2 μm persistent luminescence of Ho3+ in LaAlO3 and LaGaO3 perovskites"がRoyal Society of Chemistry出版の J. Mater. Chem. C 論文誌の2018年Hot Paperに選ばれました.生体イメージング用プローブとして期待される長残光蛍光(励起光照射不要)を,ペロブスカイトホストにおいてCr3+イオンの3d電子励起準位からの持続的エネルギー移動を巧みに制御し,アクセプタであるHo3+イオンの4f電子遷移発光により,近赤外領域に位置する第2生体窓波長域(1.0〜1.3 μm)の中でも特に透過・散乱損失の低い1.2 μm帯波長で,世界で初めて実現したモノです..

J. Xu, D. Murata, B. So, K. Asami, J. Ueda, J. Heo, S. Tanabe,
"1.2 μm persistent luminescence of Ho3+ in LaAlO3 and LaGaO3 perovskites"
J. Mater. Chem. C 6, (2018) 11374-11383. DOI: 10.1039/C8TC04393K

2018 Journal of Materials Chemistry C HOT Papers

2018/7/24  Abdel Soufiane博士講演会を26日に人環棟地下会議室で開催しました.

Abdel Soufiane博士の訪問を機に講演会を7月26日11時から人環棟地下会議室で開催しました.
演目は“Specialty Optical Fibers: Real-World Application in Distributed Temperature Sensing”. AFL Global社の特殊光ファイバによる温度計測の原理・応用例についてお話し頂きました.
                                                                                                               講演会PDF→


2018/5/23 田部教授, The American Ceramic SocietyよりVarshneya Frontier of Glass Science Award 受賞

田部 教授がAmerican Ceramic SocietyのVarshneya Frontier of Glass Science Awardを受賞しました.同賞は,ガラス科学・技術分野においてフロンティア開拓研 究を行った科学・技術者1名ずつ計2名を毎年表彰するもので,田部教授は2018 年度 Science 部門の同賞に選ばれました.日本人としては初の受賞です.5/20-24に米国 TX州 San AntonioのHiltonホテルで開催された同学会ガラス光学材料部会年会にて60 分の受賞講演 "Glass and Rare-earth Elements(ガラスと希土類元素)" が行わ れ,賞状と蛍光ガラス製トロフィ(写真参照)がP. Lucas同部会長(Arizona大学教 授)より授与されました.

 詳細は 
→Varshneya-Lectures-recipient-lists-2018
→Photo Garelly
2018 Glass and Optical Materials Division (GOMD) Meeting


2018/4/13  Michele Back博士(JSPS外国人PD), 5th Global Conference on Polymer and composite Materials (PCM 2018)においてBest Oral Presentation Award受賞

学振(JSPS)博士研究員Michele Back氏が4/10〜13に北九州市で開催された2018 5th Global Conference on Polymer and Composite Materials (PCM 2018)においてBest Oral Presentation賞を受賞しました.同会議は4日間にわたりナノ材料に関する7つのセッションからなるもので,Back氏は 「Nanomaterials and Nanocomposite」セッションにおいて「 Luminescent Lanthanide doped Bi2SiO5/g-SiO2 Core/Shell Nanocomposite for Biological and High Temperature Sensing」と題する講演を行った結果,最優秀口頭発表を行った1名のみに与えられる同賞に選ばれたものです 。

2018/3/20 上田助教が日本化学会「第32回若い世代の特別講演会」の講演者に選ばれ、第98春季年会で特別講演を行いました

助教 上田 純平先生が日本化学会「第32回若い世代の特別講演会」の講演者に選ばれ、第98春季年会で特別講演を行いました。 日本化学会では、毎年年会(参加者数約9000人、発表者数約6000人)の際に、次代の 化学及び化学技術をさらに活性化するために「若い世代の特別講演会」が企画されて おり、選考を経て20人程度の特別講演者が選ばれています。 上田助教は、” Development of persistent phosphors by controlling photo-induced electron transfer and electron trap depth”の研究で、受賞・講演を行いました。 また、学会誌「化学と工業」の研究紹介欄“飛翔する若手研究者”を執筆予定です。



2018/3/15 許健PD,第10回JSPS HOPEミーティングでJSPS HOPEフェローを就任し、チーム研究発表「Publish or Perish」によって「Best Team Presentation Award」を受賞しました。

学振博士研究員の許健氏(2017年博士課程修了)がJSPS HOPEフェローに選出され、2018年3月12日に横浜市で開催された第10回JSPS HOPEミーティングに参加、チーム研究発表「Publish or Perish」によって「Best Team Presentation Award」を受賞しました。JSPS HOPEミーティングは、アジア・太平洋・アフリカ地域等から選抜された優秀な大学院生、若手研究者等を対象として、ノーベル賞受賞者などの世界の知のフロンティアを開拓した人々との対話、同世代の研究者との交流、さらには人文社会分野の講演や芸術プログラムを通じて、科学者としてより広い教養の涵養と人間性の陶冶を図り、彼らが将来のアジア・太平洋・アフリカ地域等の科学研究を担う研究者として飛躍する機会を提供するものです。今回はざまざまな国の約100人の若手研究者、小林 誠教授(2008年ノーベル物理学賞)、J・ゲオルグ・ベドノルツ教授(1987年ノーベル物理学賞)、梶田 隆章教授(2015年ノーベル物理学賞)、K・バリー・シャープレス教授(2001年ノーベル化学賞)、アダ・ヨナット教授(2009年ノーベル化学賞)、 J・フレイザー・ストッダート教授(2016年ノーベル化学賞)、ティム・ハント教授(2001年ノーベル生理学・医学賞)など世界のトップレベルの研究者が参加しました。



2018/3/1 許健PD,上田助教らの共著論文がJACerSのBest 10 Paper に選出

学振博士研究員の許健氏(2017年人環博士課程修了),上田純平助教らの共著論文が2017年のJournal of American Ceramic Society のBest Paper Awardに選ばれました.同誌はセラミック材料科学分野で最高評価を得ている国際論文誌で,2017年は1800報投稿中599論文が掲載,その中でベスト10の論文だけが選ばれる賞です.受賞論文はガーネット構造を有するセラミックスの電子構造とCr3+イオンの結晶場を固溶体組成で制御する事により,バイオイメージングに有用な深赤色波長で励起光遮断後も光り続ける(長残光現象)を示す蛍光体を開発したというもので,許氏の博士論文(2017年3月学位授与)の第9章を構成しています.今年10月に米国Columbusで開催されるMaterial Science & Technology 2018国際会議(MS&T'18)で受賞講演に招待されています.

J. Xu, J. Ueda, S. Tanabe,
"Toward tunable and bright deep-red persistent luminescence of Cr3+ in garnets"
J. Am. Ceram. Soc. 100, (2017) 4033-4044. DOI: 10.1111/jace.14942

2017/11/16 Mikhail Brik 客員教授(Tartu大学)
第66回 国際交流セミナーを京大人環棟333演習室で開催しました (ポスターはクリックで拡大)



2017/08/22 D2 淺見 一喜 , D1 北川 裕貴
第49回日本セラミックス協会ガラス部会夏季若手セミナーにて優秀発表賞に選ばれました。(賞状はクリックで拡大)



2017/08/07 D2 淺見 一喜
複合アニオン化合物の創製と新機能 第2回 若手スクールにて研究企画賞に選ばれました。(賞状はクリックで拡大)



2017/06/29 許健博士 Optical Materials Express論文(2015)
"Design of deep-red persistent phosphors of Gd3Al5-xGaxO12:Cr3+ transparent ceramics sensitized by Eu3+ as an electron trap using conduction band engineering"が同誌のMost Cited Articles Top15にRanking

許健博士がD2在学時に出版したOptical Materials Express論文(2015) "Design of deep-red persistent phosphors of Gd3Al5-xGaxO12:Cr3+ transparent ceramics sensitized by Eu3+ as an electron trap using conduction band engineering"が同誌のMost Cited Articles のTop15にRankingされました.バイオイメージング蛍光プローブに適した第1窓波長領域の700nm台(深赤色)で長残光を発現させるためにCr3+を発光中心として選択し,かつ世界で始めてEu3+イオンを電子トラップとして機能させるため,ガーネットホストの伝導帯エネルギー位置を制御し,同時に発光中心のCr3+の結晶場の弱化も伴うことで,残光の長波長化を実現した成果で,出版直後の2015年に同誌のTop Downloaded ArticleにRanking,またこれまでにも発表した国際会議で高評価を得ていました.


2017/05/29-30 M1 北川 裕貴
複合アニオンキックオフミーティングにて優秀ポスター賞に選ばれました。 (賞状はクリックで拡大)



2016/11/25 OG 片山裕美子(東京大学)助教が日本セラミックス協会の進歩賞受賞

当研究室のOGである片山裕美子東京大学助教(H26年博士課程修了)が、日本セラミックス協会(会員数4千人)進歩賞(対象年齢37歳以下の個人)の受賞者に正式決定しました。業績題目は「赤-近赤外長残光蛍光体の創製と特性向上に関する研究」です。
平成29年6月2に表彰式が行われます。

第71回(平成28年度)日本セラミックス協会賞受賞者 同協会ホームページ


2016/11/13-15 M2 牧 遼明
ガラス討論会の英語オーラル発表にて学生講演奨励賞に選ばれました (賞状はクリックで拡大)



2016/4/25 D3 許 健 「2015 Chinese Government Award for Outstanding Self-financed Students Abroad」を中国政府より受賞

D3許健君が中国国家留学管理委員会より、"2015 Chinese Government Award for Outstanding Self-financed Students Abroad"(2015年度中国優秀私費留学生奨学金) を授与、授賞式が東京の中国大使館で行われました。 この賞は中国国外の大学院で学ぶ博士課程院生の内、主に広く自然科学の分野で優れた学術業績を挙げた私費留学生を奨励表彰するモノで、高い競争率の中、日本国内からは30名以下、世界中で500名以下程度の中国人留学生だけが選ばれる栄誉です。

中国駐日大使館(東京)にて表彰式、程 永華 駐日特命全権大使と一緒に記念撮影 (写真・賞状はクリックで拡大)


2016/3/24 M2 淺見 一喜
修士修了式にて人間・環境学研究科の総代として総長より修了証書を受け取りました。



2015/12/11 RPD博士研究員の片山裕美子さんが井上研究奨励賞受賞

同賞は井上科学振興財団が広く自然科学分野において優れた博士論文を提出した若手研究者(37歳未満)を顕彰するモノです。
毎年4〜9月に全国の関係大学長に候補者の推薦を依頼して選考を行い、12月に40件を決定し、翌年2月に贈呈式を行います。片山さんは現在パリ化学研究所でViana教授と在外共同研究中で1月帰国予定です


2015/11/12-13 M2 淺見 一喜
ガラス討論会の英語オーラル発表にて優秀発表者に選ばれました(2位) (賞状はクリックで拡大)



2015/10/13-15 M2 淺見 一喜
日本化学会主催の第5回CSJ化学フェスタ2015 にて優秀ポスター賞を受賞しました(賞状はクリックで拡大)



2015/8/16 客員教授P.Tanner教授来日,五山送り火鑑賞パーティに合流,片山さんはパリへ出発

9~12月当研究室滞在予定のPeter Tanner教授夫妻が一足早く来日、恒例の送り火鑑賞会に合流されました。Eventページはこちら
奇しくも同日はRPD片山さんの仏パリ出発日、ParisTechのViana研で半年間在外研究されます。


2015/8/3-5 M2 淺見 一喜
第47回 夏季ガラス若手セミナーで「Excellent Presentation Award (ポスター優秀賞)」を受賞

日本セラミックス協会主催の第47回夏季ガラス若手セミナー(愛媛大学主催)で「Excellent Presentation Award (ポスター優秀賞)」を受賞しました(賞状はクリックで拡大)



2015/7/27-30 M2 淺見 一喜 Phosphor Safari 2015 にて優秀ポスター賞を受賞

新潟で開催されたPhosphor Safari 2015(International Symposium on Phosphor Materials 2015)にて M2 淺見 一喜くんが優秀ポスター賞を受賞しました。(賞状はクリックで拡大→)



2015/6/5上田助教、中西(北大)助教が日本セラミックス協会の進歩賞受賞

当研究室の上田純平助教(H24年博士課程修了)とOBである中西貴之北海道大学助教 (H22年同修了)が、日本セラミックス協会(会員数4千人)進歩賞(対象年齢37歳以下の個人)の受賞者に正式決定しました。業績題目はそれぞれ、「Ce3+添加ガーネット蛍光体における光電子物性の解明と長残光蛍光体の開発」と「光機能を示す希土類ガラスセラミックスおよび希土類ナノ結晶の創成」です。お二人はH19年以来研究室の2年差の先輩後輩として切磋琢磨してきた仲ですが、それぞれ独立したテーマで研究を行って来た成果が認められたものです。30代前半での受賞もさることながら,同門出身者の同時受賞はめったにない快挙です。平成27年6月5日に表彰されました。

第69回(平成26年度)日本セラミックス協会賞受賞者 同協会ホームページ


2015/3/11-14 RPD 片山 裕美子 第38回(2015年春季)応用物理学会講演奨励賞受賞

RPD片山裕美子さんが、平成27年3月11-14日に東海大学で行われた第62回応用物理学会春季学術講演会における口頭発表(研究題目「LaAlO3:Cr3+ペロブスカイト蛍光体の深赤色長残光特性」)の価値が認められ、第38回(2015年春季)応用物理学会講演奨励賞(部門:半導体)を受賞しました。 この賞は、応用物理学の視点から極めて価値のある一般講演論文を発表した若手会員に授与し、これを称えるものです。2015年応用物理学会春季学術講演会3,535件の一般講演論文及び60件のシンポジウム講演のうち、予め申請のあった750件の口頭、ポスター講演の発表者中、36名が受賞されました。


2015/3/4 D1 許健君 丸文財団 交流研究助成 受領

博士課程1回生 許 健(XU, Jian)君が平成26年度第18回丸文財団交流研究助成(選考委員長榊裕之豊田工大学長)に採択され、3月4日に東京霞ヶ関ビルでの贈呈式に出席しました。研究題目は「長残光機能を有する白色LED用セリウム添加ガーネット透光性セラミック蛍光体の創製および光物性評価」で、青色LEDの新たな応用に関する博士課程研究が認められたものです。贈呈式は例年通り同財団研究業績表彰と同時に行わ れ、今年はH12年度第4回の学術賞受賞者でもある天野浩名古屋大学教授(2014年ノーベル物理学賞)による祝辞を頂きました。 写真はその後の懇親会での受領者と天野教授との記念撮影です。

贈呈式の様子


2015/2/1 J.Luminescence誌(Elsevier出版)で国際光年IYL2015記念特集号を企画,論文募集中!

Journal of Luminescence誌(Elsevier出版)では今年の国際光年IYL2015記念し、特集号"Light, Energy and Life" を企画出版することになりました。ゲストエディタは、Righini、Capabianco、田部の3名です。
5/1投稿〆切で論文を募集しており、年内12月出版予定です。奮って投稿下さい。

2014/11/19 庄逸煕君のOptical Materials誌論文が掲載早々に同誌Most Downloaded Articlesの3位にRanking

庄逸煕君の最新論文
"A brief review on red to near-infrared persistent luminescence in transition-metal-activated phosphors"
が掲載早々にOptical Materials誌(Elsevier出版)のMost Downloaded Articlesの3位にRankingされました。なお同Rankingの2位は西浦君の2011年論文(2013/9/25-News)で、8ヶ月保った首位の座から順位を一つ落としました。

しかし依然Most Cited部門ではTopの座を一年以上保っています。


2014/9/29 B. Viana客員教授(フランス国立科学研究センター)が来日滞在,共同研究開始

Prof.Viana Welcome Party


2014/8/25-27 M2 橋本 篤典 第46回ガラス部会夏季若手セミナーにて優秀発表賞を受賞

日本セラミックス協会ガラス部会が主催する2泊3日の若手セミナー
第46回ガラス部会夏季若手セミナー”(東北大学主催)にて M2 橋本 篤典くんが「Rising Star賞(最優秀賞)」を受賞しました。

                                                 ↑クリックで拡大


2014/7/7 京都大学の外国向け研究紹介冊子『Kyoto University Research Activities(Vol.4 No.1)』の女性研究者特集に、たちばな賞を受賞したPD片山裕美子が掲載されました

←クリックで拡大


2014/6/30 上田純平助教、黒石景友らのApplied Physics Express誌速報論文が
       同誌のSpotlight論文に選ばれました

対象論文は"Yellow persistent luminescence in Ce3+-Cr3+-codoped gadolinium aluminum gallium garnet transparent ceramics after blue-light excitation"です。
 残光蛍光体とは紫外線などの励起光遮断後にも長時間光り続けるという特殊な蓄光物質で、これまでに長時間に渡り残光を示す蛍光体と してユーロピウムEu(II)イオンを発光中心とした緑や青色の蛍光体が知られていました。しかし、紫外線を含む蛍光灯環境下では、消灯後 も高い残光性能を示すものの、普及著しい白色LEDランプ環境下では残光輝度と持続時間が落ちることが問題でした。これまでに著者らは、 LEDランプの主要短波長成分である青色光でも励起可能なセリウムCe(III)イオン添加ガーネット結晶で、新たに発見したCr(III)増感剤の 微量共添加と電子トラップ深さ制御により、蓄光能と長残光性を実現してきました。本論文では、ガーネット結晶が立方晶系であることを 利用し、透光性セラミックスを作製することにより、バルク全体を効率的に蓄光し、高い初期残光を達成しました。またガーネットホスト 中でのCe局所構造=発光始準位である5d電子軌道の配位子場分裂を調節することにより発光の長波長化=黄色発光も実現したものです。


2014/4/24 庄逸煕「2013 Chinese Government Award for Outstanding Self-financed Students Abroad」を中国国家留学管理委員会より 受賞

庄逸煕(2014年3月博士号取得,同課程修了)が、「2013 Chinese Government Award for Outstanding Self-financed Students Abroad」を中国国家留学管理委員会から受賞致しました。
この賞は中国政府が毎年、海外の大学院で傑出した業績を挙げた私費留学博士課程院生を表彰するために、2003年に設立された制度です。庄さんの博士課程在学中の数々の国際会議や国際誌での成果発表・論文出版に顕された、光機能性材料に関する優れた研究、昨年のIWPPP国際会議での最優秀口頭発表者賞や丸文財団交流研究奨励金受賞等の業績を含め、評価されたものです。


2014/3/24 Optical Materials誌(2011)掲載の西浦,田部らの論文が
Most Cited Articles & Most Downloaded Articlesの両部門で1位にRankingされました

該当は2013/9/25のNews論文(下記参照) Most Cited部門では同日より現在まで6ケ月間,不動の首位を保っています。


2014/3/3 D3 片山裕美子,京都大学たちばな賞(優秀女性研究者賞)受賞!

京都大学たちばな賞ポスター

朝日新聞掲載記事(2014/3/4)

博士課程3回生の片山裕美子さんが京都大学たちばな賞を受賞しました。

 同賞は、京都大学における若手の女性研究者の優れた成果を讃える制度として、人文・社会科学または自然科学の分野において、優れた研究成果を挙げた若手の女性研究者を顕彰し、本学、さらには我が国の学術研究の将来を担う優れた女性研究者の育成等に資することを目的に、平成20年度に創設された賞です。受賞業績は、「グリーンフォトニクスを実現する希土類イオン添加波長変換材料の設計と発光機構解明」で、総合人間学部・大学院と当研究室で挙げた研究業績が認められたモノです。対象は全学の全学問分野の女性研究者であり、学生部門では毎年1名のみが選ばれる栄誉です。

芝蘭会館にて表彰式、松本総長より賞状・たちばなの楯 授与


2013/11/22 助教 上田純平先生 第35回(2013年秋季)応用物理学会講演奨励賞受賞
                「白色LED用蛍光体の光伝導度測定による消光機構の解明」

応用物理学会講演奨励賞は、春季及び秋季の学術講演会において、応用物理学の視点から極めて価値のある一般講演論文を発表した若手会員に授与されるものであり、この度、13年応用物理学会秋季学術講演会で発表された3,175件の一般講演論文及び40件のシンポジウムのうち、予め申請のあった563件の口頭、ポスター講演の発表者の中から34名のうちの1人に選ばれました。


2013/11/19 D3 庄 逸煕 君がIWPPP国際会議@広州で最優秀口頭発表者賞(首席)を受賞

中国広州で11/17-21に開催された第2回長残光蛍光体国際会議(参加者180名)で、D3庄 逸煕君が「最優秀口頭発表者賞」(総発表論文数122, 優秀若手発表者賞受賞者18名中1位=首席)を受賞しました。
 評価委員メンバーは,G. Boulon(仏), S. Strek(Poland), J. Lucas(仏), Q.Su(中), P. Dorenbos(蘭), P. Tanner(英)でした。発光材料科学分野の世界的学者で構成されています。

国際会議バンケット受賞式で最優秀賞を
審査委員長のGeorges Boulon教授(Lyon大学,仏学士院会員, Optical Materials誌編集長)より受け取る 庄 逸煕 君


2013/10/1
P.Dorenbos客員教授(Delft工科大:3ケ月)とA.Sontakke博士(学振外国人PD)が来日滞在,共同研究開始

Prof. P.Dorenbos & Dr. A.Sontakke Welcome Party


2013/9/25 Optical Materials誌(2011)掲載の西浦,田部らの論文が
Most Cited Articles 1位 & Most Downloaded Articlesの3位に選ばれました

該当は西浦聖太郎氏(2013博士修了,現/京都大院電子工学科博士研究員)の論文
"Properties of transparent Ce:YAG ceramic phosphors for white LED",
by S. Nishiura, S. Tanabe, K. Fujioka, Y. Fujimoto.(Optical Materials誌2011年vol.33 No.5掲載).


順位はScienceDirenct/Scopus調査による同誌2008年以降発行論文中で,Elsevier出版Websiteに掲載されています。


2013/7/31-8/2 M2 黒石 景友 第45回ガラス部会夏季若手セミナーにて優秀発表賞を受賞

日本セラミックス協会ガラス部会が主催する2泊3日の若手セミナー”第45回ガラス部会夏季若手セミナー”にて
M2 黒石 景友くんが優秀発表賞を受賞しました。


2013/6/18 日本電気硝子能登川工場へ工場見学


2012/8/26-31 伊Udineでの「第8回f元素国際会議」にて光機能性材料セッションを運営




2012/6/3-7 ICOOPMA2012国際会議@奈良 成功裏に閉幕

第5回光エレクトロニクスおよびフォトニック材料と応用国際会議が奈良で開催され、田部先生が共同議長を務められました。



2012/6 田部 勢津久教授へ "W.E.S. Turner Award" 授与

国際ガラス委員会(ICG)より、田部教授へ"W.E.S. Turner Award" が授与されました。
ターナー賞はICGの技術委員会TC活動に功績のあった人に与えられるもので、第20技術委員会(光エレクトロニクスガラス,TC20)のChairとしての業績が評価されたものです。
下の写真は贈呈されたガラス製の装飾品(直径25cmくらいの皿。ベネチアのムラノ島製)


2012/5 日本セラミックス協会「2011 JCerSJ 優秀論文賞を受賞

中西貴之(現北大)、上田純平、片山裕美子らの共著論文"Fabrication of Eu:SrAl2O4-based glass ceramics using Frozen sorbet method (フローズン・ソルベ法を用いたEu:SrAl2O4結晶含有ガラスの作製)"が日本セラミックス協会「2011 JCerSJ 優秀論文賞」を受賞しました。

2012/4/1  D2 片山 裕美子、男児出産!!

4月1日午前11時51分に、無事2864gの男の子を出産されました。
村上 新(あらた)くんと命名されました。


2012/3/28-30  希土類フォトルミネッセンス国際会議(PRE'12)を京都大学芝欄会館で主催、成功裏に閉幕


4th International Workshop on
PHOTOLUMINESCENCE IN RARE EARTHS: PHOTONIC MATERIALS AND DEVICES (PRE'12)


2012年3月28日〜2012年3月30日 京都大学芝欄会館で開催され、参加者数167名(日本人/88名、外国人/79名)過去最高の参加者数となった。開会式には京都市長をお招きし、姉妹都市であり、前回のPRE'10開催都市であるフィレンツェ市長からの贈り物の贈呈式も行われた。
本会議は電気通信大学 教授 植田憲一先生の基調講演から始まり、優秀な研究者たちによって有意義な意見の交換が行われた。その他BanquetやExcursionも大変好評であった。





その他の写真はPRE'12 Photo Gallery


2011/12  D1 庄 逸煕 一般財団法人丸文財団「交流研究助成金」に採択

一般財団法人丸文財団「交流研究助成金(150万円)」に採択されました。


2011/12  B4 篠田 達昭 第1回4大学連携研究フォーラム ポスターセッションにおいて優秀賞を受賞

第1回4大学連携研究フォーラムのポスターセッションにおいて「バイオイメージングを目的とした,可視赤外長残光蛍光体Eu-Nd共添加CaAl2O4の作製と光物性評価」 で優秀賞を受賞しました。


2011/11  D1 片山 裕美子、D1 庄 逸煕 日本学術振興会 特別研究員に採択

片山 裕美子、 庄 逸煕の両名が日本学術振興会 特別研究員に採択されました。これで田部研の博士課程の全員が学振採択者となりました。

2011/08  D3 上田 純平 "若手研究者のフォトニクス研究会2011"を主催

若手研究者のフォトニクス材料研究会2011 (Workshop of Photonics Materials for young researchers 2011)は、フォトニクス材料を研究する若手研究者(大学院生が中心)の発表・議論を通して交流することを目的として開催された。研究分野は発光材料に限らず、光誘起による機能発現材料、レーザによる材料加工等、また材料も無機・有機材料の区切りを設けず、幅広い分野からの参加により、新しい知識の吸収や他分野とのネットワークを築くことも、本研究会の目的の一つであった。 当日は終始和やかな雰囲気で、活発な議論もでき、非常に有意義な研究会となった。


2011/7  D1 片山 裕美子 平成22年度VBL若手研究助成報告会において奨励賞を受賞

本学VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)の主催で平成23年7月に開催されました、「平成22年度 VBL若手研究助成報告会」において奨励賞を受賞しました。

2011/4  卒業生 中西 貴之 北海道大学 大学院工学研究科 助教に着任

田部研究室の卒業生である中西 貴之さんが北海道大学 大学院工学研究科助教に着任されました。


2010/7 平成21年度VBL若手研究助成報告会・平成22年度VBL-PD研究発表会において最優秀賞を受賞

ポスターセッションの様子
ポスターセッションの様子
受賞者
受賞者


本学VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)の主催で平成22年7月に船井記念講堂国際連携ホールにおいて開催されました. 平成21年度VBL若手研究助成報告会において,上田純平(博士課程2年)がVBL若手研究助成最優秀賞を受賞しました.

この発表会では,平成21年度VBL若手研究助成制度において採択された若手研究者による成果報告が行われました.上田君の研究テーマは「高効率太陽光発電のための量子切断利用波長変換材料の創製」というもので,審査の上,最優秀賞(首席)として表彰されました.

2009.05   D1 上田 純平 日本セラミックス協会年会 優秀ポスター発表賞 優秀賞受賞

日本セラミックス協会年会(千葉、3/16-18,2009) において優秀ポスター発表賞優秀賞を受賞しました。


2009.05  D3 中西 貴之 Physica Status Solidi (A) Volume 206 Issue 5 (May 2009) 表紙を飾る

論文 "Preparation and luminescent properties of Eu2+-activated glass ceramic phosphor precipitated with b-Ca2SiO4 and Ca3Si2O7" が選ばれて、Physica Status Solidi (A) Volume 206 Issue 5 (May 2009) 表紙を飾りました.

2009.04  田部 勢津久教授 第63回日本セラミックス協会学術賞受賞

第63回日本セラミックス協会学術賞受賞「ガラス・セラミックスの構造制御による新規希土類発光 材料の開発」


2008.12   D2 中西 貴之 IUMRS-ICA2008 若手奨励賞受賞

IUMRS-ICA2008 (Nagoya, Dec.10,11, 2008)において若手奨励賞 Award for Encouragement of Research in Materials Science(Encouragement Prize for Young Researchers)を受賞しました。


2008.09  M2 西浦 聖太郎 日本セラミックス協会 第21回秋季シンポジウム 若手優秀発表賞受賞

日本セラミックス協会第21回秋季シンポジウム(北九州, 9.18,2008)において若手優秀発表賞を受賞しました。

2008.03  D1 中西 貴之 日本セラミックス協会年会優秀ポスター発表賞 最優秀賞受賞

日本セラミックス協会2008年年会(3月20日〜22日,長岡技術科学大学)におきまして,発表者が35歳以下で第一著者であるポスター発表(84件)を対象とした中,「Eu2+賦活Ca2SiO4, Ca3Si2O7析出結晶化ガラスの作成とその発光特性」で、2008年年会優秀ポスター発表賞の最優秀賞を受賞しました。